Q:キューが入ってきましたが、内容はどのように確認したらよいですか?
A :ステイタスやSSRの回答などでは確認ができない場合、航空会社からメッセージを受信した可能性があります。 キューヒストリーとPNRヒストリーを見比べることで、メッセージの内容が確認できます。
Ⅰ. 操作
1.キューヒストリーを確認します。
エントリー >*QH
※ キューヒストリーには他店舗間、自店舗内でのキューイング、また航空会社からの通知などによる
キューイングなどの履歴が残ります。
(キューヒストリー画面例)
下記画面例の④と⑦を確認してください。

項番 | 項目名 | 項目内容または例 |
① | キューイング先PCC | 例:XXX6など |
② | キューボックス番号 | 例:0001や0024など |
③ | PIC番号 | 例:001や006など |
④ | キューイング日時(タルサ時間) | キューが入ってきた時間 例: 05NOV19/0624 日付 時間 日本時間に変換 夏時間:+14時間 冬時間:+15時間 |
⑤ | 処理内容 | PLACED:キューイング NO ADD:同じPNRキューが存在するためPNRキューの追加は行わなかった。 REMOVED:リムーブ NEW PIT:同じPNRキューが存在しているが、PICが異なるためPNRキューの追加を行った。 |
⑥ | キューイング元 | キューの送信元旅行会社:各PCC航空会社:BY PLT |
⑦※ | キューイング元担当者 | A1Fまたは航空会社コードMYY (YYは航空会社2レター) |
⑧ | ON/OFFフィールド | ON:当該ボックスにキューイングされた。 OFF:当該ボックスからリムーブされた。 DUP:当該ボックスにキューイングされている同じPICのPNRに対しキューが発生した。 |
⑨ | CURRENTLY ON QUEUE | 当該PNRが現在キューに存在する場合に表示 |
⑩ | LOGGED HISTORY | CURRENTLY ON QUEUE部分に表示されている以前のヒストリーを表示する。 |
※ ⑦(主な航空会社の航空会社アドレス)
アルテア系航空会社(NH/BR/CXなど):PLT PLTRM1A
中国系航空会社(CA/MU/CZなど):PLT PLTRMCA
ユナイテッド航空(UA):PLT PLTRMUA
アメリカン航空(AA):PLT PLTRMAA
エミレーツ航空(EK):PLT PLTRMEK
各航空会社が利用しているシステムについてはQ:各航空会社の利用しているシステムを確認する方法はありますか?をご確認ください。
2.キューヒストリーとPNRヒストリーを見比べます。
(PNR例)

<キューヒストリー>
キューヒストリーを表示し、処理しているキューボックスのチェックポイント(キューイング日時とキューイング元)を確認します。
エントリー >*H*H3D
1番のBOXに対しては、
①UAより02NOV19/2038にキューイングされています。
②AAより02NOV19/2036にキューイングされています。
24番のBOXに対しては、
③UAより02NOV19/2037にキューイングされています。

<PNRヒストリー>
PNRヒストリーでキューヒストリーで確認をしたチェックポイント(キューイング日時とキューイング元)を確認します。
① UAよりキューイングされた時間(02NOV19/2038)を探すと、UAよりADTK(発券期限)についてのお知らせがきています。
② AAよりキューイングされた時間(02NOV19/2036)を探すと、AAよりADTK(発券期限)についてのお知らせがきています。
③ UAよりキューイングされた時間(02NOV19/2037)を探すと、UAより座席の回答がきています。
(PNRヒストリー例)

※ APIS/セキュアフライト情報は*Hでは確認ができないため、該当の時間がない場合は エントリー>*H3D で確認してください。
Ⅱ. 参考
旅客が搭乗手続きの際、航空会社が空港でPNRの操作をした場合にキューが発生する場合があります。
そのような場合は、QRをしてください。