Q:発券期限はどのように確認したらよいですか?
A : 予約 (セグメント) に対しての発券期限と、利用する運賃に対しての発券期限があります。現在計算している運賃で発券したい場合には、どちらか早い発券期限までに発券を行ってください。各発券期限に関する詳細は以下を参照してください。
Ⅰ. 概要
1. 発券期限の種類
発券期限には2つ種類があります、発券期限を確認する際は2つの発券期限を確認してどちらか早いほうの期限までに発券する必要があります。
(1) 予約(セグメント)に対しての発券期限(SSR ADTKなど)
航空会社で自動設定されてPNRへ送信される発券期限です。
設定された日付を過ぎると、航空会社よりセグメントがキャンセルされHXを受信します。
一般的に、SSR ADTK のキーワードで受信します。(航空会社によってはSSR OTHSなどで受信するケースもあります)
※ 航空会社の運用により、期限が設定されない場合もあります。航空会社側で設定されているかは、航空会社にお問い合わせください。
※ 記録完了後に航空会社が自動設定しますので記録完了前に確認することはできません。
(2) 運賃の発券期限
運賃規則の発券期限(カテゴリー5)や購入期間(カテゴリー15)で設定される、当該運賃を計算することができる期限です。
利用する運賃ごとに定められた発券期限です。期限を過ぎると、当該運賃で発券することはできませんが、
他に適用できる運賃がある場合には、発券ができます。
Ⅱ. 操作
以下の手順で確認して、どちらか早い方の期限が発券期限となります。
1. 予約 (セグメント) に対しての発券期限 (SSR ADTKなど) を確認します。
PNRを表示後に以下エントリーで確認します。
※ 一般的に、SSR ADTKのキーワードで受信しますが、航空会社によってはSSR OTHSなどで受信するケースもあります。
エントリー>*P3

※ SSR ADTK内のメッセージ内の時間がGMTと記載されている場合は、世界標準時(グリニッジの標準時)です。
+9時間することで日本時間に換算させることができます。
2. 利用する運賃に対しての発券期限を確認します。
(1) 自動運賃計算結果画面から確認する方法
エントリー>WP 等の利用する運賃を計算後に、運賃計算結果のTKT/TL(日本時間で表示)欄より確認します。

航空会社の登録方法によってはTKT/TL欄に反映しない場合があります。
記載がない場合は、運賃規則カテゴリー5 (ADVANCE RESERVATIONS/TICKETING 事前購入/発券期限) を確認してください。
※ 発券期限とは別に購入制限が設定されている場合がございます。
購入制限については、運賃規則カテゴリー15 (SALES RESTRICTIONS 購入制限)をご確認ください。
(2) 運賃規則より確認する方法
自動運賃計算後に以下エントリーで確認します。
① 基本入力
エントリー例>WPRD*C5

② 旅客種別が複数ある場合 (例 : 2番目の旅客種別の運賃規則カテゴリー5を表示)
エントリー例>WPRD*2¥C5
③ 複数のFare basisを組み合わせた運賃の場合 (例 : セグメント2の運賃規則カテゴリー5を表示)
エントリー例>WPRD*S2¥C5
④ 複数運賃計算 (>WPA) を行った場合 (例 : 項番2番目の運賃規則カテゴリー5を表示)
エントリー例>WPRD*L2¥C5
※ 運賃規則カテゴリー15 (SALES RESTRICTIONS 購入制限) が設けられている場合もあります。

※ 運賃規則内容の詳細はプレート航空会社へお問い合わせください。
#TLの確認