Q：予約変更後の新旅程での差額確認をするにはどうしたらいいですか？
Automated Exchanges（CAT31）稼働航空会社かつ、これまでにMANUAL PQ（交換発行追徴サポート）での交換発行を行っていない場合は、My GUI「発券」-「 Automated Exchages（差額確認）」で差額確認が頂けます。
※ 発券箇所が異なる場合に計算不可となる場合や計算結果が発券箇所と異なる場合がございます。
※ 一部運賃では、Automated Exchages（CAT31）の登録がCAT16 PENARTIESの規則より厳しく登録されており航空会社の指定する差額より高く計算される可能性がございます。航空会社に確認した差額で交換発行を実施する場合は、MANUAL PQ(交換発行追徴サポート）での交換発行をお願いいたします。
Ⅰ. 操作
1. 差額確認を行いたい旅程の変更を行います。
SSステイタスやYKステイタスでも計算が可能です。
※発券箇所と予約箇所が異なる場合は、一度記録の完了（EOT）を行わないと変更前の旅程で計算がされてしまい（旅程情報がうまく読み取れないため）記録完了後に差額計算を行ってください。（その場合でもYKステイタスでも差額計算は可能です）
↓変更
2. My GUI 「発券」-「Automated Exchanges（差額確認）」を選択して、表示ボタンを押下します。
① 発券を選択します。
② Automated Exchanges（差額確認）を選択します。
③ 「表示」を押下します。
3. Automated Exchanges（差額確認）が表示されますので以下を参照して操作を行います。
① 「交換航空券番号欄」より差額確認を行う航空券を選択します。
②「フライト」欄より変更後の旅程を選択します。
③ 元券を最安値計算（WP）以外で航空券を発券した場合は、発券時に指定したオプションを選択してください。
④ 「運賃計算」ボタンを押下します。
運賃計算時にエラーになる場合は以下をご参照ください。
⑤ 変更後の差額を確認します。
⑥ 変更手数料を確認します。
⑦ 「計算結果をリマークスに保存」を押下すると金額やFare Basisをヒストリカルリマークスに保存することができます。
保存したヒストリカルリマークスはエントリー▶*P5で確認ができます。
差額の確認方法は以上です。
そのままAutomated Exchangesで計算した金額で発券まで進む場合は以下の「3. 【発券担当者向け】Automated Exchanges 発券操作方法」をご参照ください。
3. 【発券担当者向け】Automated Exchanges 発券操作方法
※Automated Exchanges機能を利用しての発券を行う場合、システム利用料が発生いたします。利用料に関する詳細は貴社を担当するINFINI営業担当者までお問い合わせください。（差額確認のみの場合は利用料は発生いたしません）
「2.」と同様の流れで変更後の旅程で運賃計算を行います。
➀ 変更が生じる航空券（元券）を選択します。
② 変更の対象となる旅客選択を選択します。
③ 変更の対象となるフライト（旅程）を選択します。
④ 最安値以外の運賃を利用する場合は、利用する運賃に沿った情報をオプション指定として選択・入力します。
⑤「運賃計算」ボタンを押下します。
⑥ 運賃・TAX差額を確認します。
⑦ 変更手数料を確認します。※変更手数料が無い場合は、「⑨」まで進みます。
⑧ 以下のシートより当該プレート航空会社の手数料徴収方法を確認してください。
以下ケースごとの操作方法です。プレートキャリアの運用に沿って、どちらかのケースで操作します。
ケース1：TAXコードで支払うプレート航空会社の場合
（１） ラジオボタン「TAXコード」を選択し、入力欄に確認したTAXコードを入力します。
入力例：BRのケースの場合
（２）「修正データ反映」を押下します。→ ⑨に進みます。
ケース2：連動発行EMD（EMD-S）で支払う場合
（１） ラジオボタン「連動発行EMD」を選択します。
（２）「修正データ反映」を押下します。→ ⑨に進みます。
⑨ 「発信」を押下します。
⑩ コミッション率を入力します。（必須）
⑪ ツアーコードの入力がある場合は入力します。（任意）
⑫ ITマスキング、BTマスキングが必要な場合はチェックを入れます。
※Tripple Eチケット控えのマスキングではありません。ETRの券面額をマスキングしますので航空会社の指示があった場合のみご利用ください。
⑬ 支払い手段を選択します。※カード発券、IATA EASY PAY発券の際には必要項目を入力します。
⑭ Agent Dataの入力が必要な場合は入力します。（任意）
⑮ 帳票類の発行が必要な場合はチェックや枚数を選択します。（任意）
⑯ 発券後に記録が自動でリトリーブされるように「発券後PNRを再表示する」にチェックを入れます。（任意）
⑰ 全ての項目の入力が終わりましたら「発信」を押下します。
⑱ 「処理が完了しました。GUIを終了しますか？」が出力したら、「はい」を押下してINFINI LINX画面に戻ります。
⑲ 操作画面にPQRが表示されますので内容を確認してください。
※ Automated Exchagesを利用して作成された運賃データは「PQR」と呼ばれます。
⑳ 入力したFPラインを指定して発券指示をします。
エントリー▶ *PF
㉑ 確認した項番を指定して発券指示をします。
※ Automated Exchanges機能を利用して作成したPQRで発券を行うと、発券数ごとにシステム利用料が課金されますのでご了承の上ご発券へお進みください。
項番2番目のFPラインを発券指示する場合
エントリー▶ W¥L2
W¥：入力コード
L：ラインナンバー指定
2：FPラインの項番
ALREADY TICKETED PLEASE ENTER _AC#ALL が出力する場合は、エントリー▶AC＃ALLをしてから発券指示をしてください。