Q:一部使用済み航空券の交換発行の操作方法はどのように行いますか?

Q:一部使用済み航空券の交換発行の操作方法はどのように行いますか?

A:「交換発行/追徴サポート」GUIで操作します。詳細は以下をご確認ください。

Ⅰ.詳細
一部使用済み航空券の交換発行方法です。
大人2名小児1名の場合の操作方法を例に解説しております。
動画でも解説しております。


Ⅱ.操作
1.操作を行う前に以下の点を事前に確認しておきます。
搭乗済み区間のクーポンステータスがUSEDになっていること
TAXや運賃は使用済みチケットの販売日で再計算するか
変更手数料の徴収方法
変更手数料が外貨建ての場合、日本円でいくらになるか

2. 変更予定の新しい便を予約し、仮の運賃計算を行います。
使用済み区間も含めて運賃を計算するにはGUIを使用しますが、運賃ファイル(PQ)がないとGUIが起動できません。
そのために仮の運賃計算を行い、仮の運賃ファイルを作成します。
これはGUIを起動させるための運賃ファイルなので、この操作で計算さえれる運賃で交換発行されるわけではありません。
WPで発信
PQで発信


3.「交換発行/追徴サポート」GUIを起動します。
画面左上の「PQ選択」のプルダウンから先ほど保存した仮の運賃ファイルを 選択し、「表示」をクリックしたあと、
「出発済み旅程の運賃計算」のボタンをクリックします。
こちらの操作は旅客種別毎で行います。

4.使用済み区間も含めて新しい旅程の運賃計算を行います。
プルダウンからUSEDステータスになっている航空券番号を選択して「データ取得」をクリックします。

5.「運賃計算の条件指定」の項目で希望の運賃を計算させる条件を指定して発信します。
「プレートキャリア」:データ取得すると自動で入力されます。
「旅客種別」:デフォルトではADTになっていますが、小児や幼児の計算をする場合はこちらを変更してください。
「販売日」:データ取得をすると自動で入力されます。交換発行当日のレートで計算するよう航空会社から指示されている場合は交換発行日当日に変更してください。
「運賃種別種別」:IT運賃や特別運賃指定をする際に選択します。
「運賃種別(オプション)」:プライベート運賃・公示運賃・世界一周運賃指定ができます。
アカウントコード指定:アカウントコード付き運賃を計算させる際はこちらに入力してください。
「割引種別」:割引種別コードを指定する際はこちらから選択します。
「その他指定」:他の運賃計算のオプション指定をしたい場合に入力します。"MPR-ANY¥MPC-ANY"のようにエントリーで運賃計算する際に通常"WP"の後ろに入力するオプション部分をそのまま入力します。

6.最新の航空券番号を選択して「元券データ取得」をクリックして「EOライン」のチェックを外します。
EOラインに入っている文言は仮の運賃計算をしたときに自動で入ったもののため、チェックを外して、交換発行新券に印字されてしまうことを防ぎます。
任意のエンドースメントを入力する場合は「TD¥EP」欄に入力してください。
ツアーコードを入れる場合は「TD¥TR」欄に入力します。

7.変更手数料がある場合は手数料の徴収方法を確認します。
こちらの資料から該当プレート航空会社の手数料支払い方法をご確認ください。
手数料をEMDで支払う場合の操作方法はQ:変更手数料をEMD-Sで支払う場合はどのように操作すればいいですか?をご確認ください。
TAXコードで支払う場合は、「詳細確認・修正」をクリックし、TAXコードと手数料の金額を日本円建てで入力して「確定」をクリックします。
画像はDV TAXで10000円支払う場合の入力例です。
入力が完了したら発信します。
ダイアログが2つ表示されるので両方「はい」をクリックします。

8.FPラインを作成します。
OPENステータスになっている最新の航空券番号を選択して「データ取得」をクリックします。
「データ取得」から「発信」までの操作を旅客の人数分操作する必要がありますのでご注意ください。
差額を念のため確認します。
Agent Dataや帳票類の発行が必要であればこちら入力をします。
「発行後PNRを再表示する」にチェックを入れて発信します。
上記の「データ取得」から「発信」までの操作を旅客の人数分操作します。
大人と子供など、PNR中に複数の旅客種別がある場合は旅客種別毎の人数分操作をします。
例)大人2名、子供1名で大人の分の操作を行っている場合、大人二名分上記の操作をします。

9.複数の旅客種別がある場合は残りの旅客種別の旅客も3.から8.の操作を同様に行います。

10. 発券指示をします。
AC#ALLで発信します。
>W¥Ln で発券指示をします。
n:FPラインの項番(/,-で複数指定可能)
W¥のみで発信すると全FPラインに対して発券指示されてしまいます。必ずFPラインの項番を確認して、項番指定で発券指示してください。
11.セールスレポートを表示して精算金額を確認します。
DS*P で発信してセールスレポートを確認し、問題なければ交換発行の操作は完了です。
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