Q：出発前の記録で、航空会社からインボランタリー交換発行を指示されたが、どうすればよいですか？

出発後の記録のインボランタリー交換発行についてはQ：出発後の記録で、航空会社からインボランタリー交換発行を指示されたが、どうすればよいですか？をご確認ください。

１．航空会社都合によるインボランタリー交換発行であること。

２．運賃・TAX差額、手数料はなしであること。

３．Fare Calculationは原券のままでよいか。(変更する場合は、新しいFare Calculationを確認してください。)

４．FARE BASISは原券と同じもので発券してよいか。(変更する場合は、新しいFARE BASISを確認してください。)

５．追徴・手数料免除のWAIVER CODEはあるか。どこに入力するのか。

（例）出発前に往路便が変更。同じクラスは満席のため上位クラスのBクラスに変更になった場合。

変更前

変更後

(交換発行の条件)

１．インボランタリー交換発行　

２．運賃・TAX差額、手数料はなし　

３．Fare Calculationは原券のまま

４．FARE BASISは原券と同じもので発券（VRNP1)　

５．WAIVER CODE(ABC123)をエンドースメント欄に入力

（１）原券発券日指定かつFARE BASIS指定で運賃計算をし、運賃保存をします。

(原券発券日：2020年03月10日、原券のFARE BASIS：VRNP1）

運賃計算≻WPB10MAR20￥QVRNP1

Ｂに続けて原券発券日　Ｑに続けてFARE BASIS

運賃保存≻PQ

（２）My GUIの発券から交換発行/追徴サポートを起動します。

（３）交換発行用運賃データを取り込み、必要に応じて運賃データを編集します。

(交換発行/追徴サポート画面例)

➀（１）で運賃保存したPQを選択し、表示ボタンを押下します。

②FARE BASISの確認をします。表示されているFARE BASISが航空会社に指定されたものと異なる場合は、

上書きすることで編集できます。

③Fare Calculationを確認します。表示されているFare Calculationが航空会社に指定されたものと異なる場合は、

上書きすることで編集できます。

④元券を選択し、元券データ取得を押下します。

⑤運賃差額0、TAX差額0、差額合計０になっていることを確認します。

※差額が出た場合は、差額合計0になるように修正してください。

⑥エンドースメント欄(TD￥EP)に航空会社の指定した文言を入力し、左側のボックスにチェックを入力します。

※WAIVER CODEをエンドースメントの一行目に入力しないといけない場合は以下のように入力してください。

⑦入力すべきツアーコード(TD￥TR)があれば入力します。

⑧②~⑦の確認が終われば発信ボタンを押下し、FPラインの入力に進みます。

（４）FPラインの作成

(交換発行/支払い手段サポート(FPライン）画面例)

➀交換航空券番号欄で元券を選択し、データ取得をします。

②新券情報欄で差額がないことを確認します。

③Agent Data、帳票類の発行で必要なものがあれば入力し、発信ボタンを押下します。

（５）一度記録を完了(≻ER)し、運賃データ(PQ)を確認します。

≻ER

≻＊ PQn

PQデータ番号

（運賃データ画面例）

➀FARE BASISが原券と同じ(航空会社に指定されたもの)であるか確認します。

②Fare Calculationが原券と同じ(航空会社に指定されたもの)であるか確認します。

③TAXは差額がないので０になっていることを確認します。

④FPラインで差額がないことを確認します。￥FEFCASHの後ろに数字がなければ差額はありません。

⑤TICKETINING DATAの欄に、指定されたWAIVER CODEが入力されているか確認します。

（６）（５）で確認したPQデータの内容で間違いなければ、交換発行用に作成したFPラインに発券指示を行います。

≻W￥Ln

FPラインの項番

（７）発券後、ETR、セールスレポート、ACCOUNTING DATAを確認します。

ETR ≻WETR＊航空券番13桁/E

セールスレポート ≻DS＊P

ACCOUNTING DATA ≻＊PAC

※操作方法でお困りの際は、INFINI desk (連絡先はこちら) へお問い合わせください。