Q:Automated Refundsを利用して「一部使用済みの航空券」をRefundするにはどうしたらいいですか?

Q:Automated Refundsを利用して「一部使用済みの航空券」をRefundするにはどうしたらいいですか?

A :Automated Refunds機能の対象航空会社かを確認して、下記の通り操作を行ってください。

1. Automated Refundsとは?
Automated Refundsとは、航空会社がATPCO等に登録したCategory33(VOLUNTARY REFUNDS)の規則に基づき、キャンセルペナルティ額や払い戻しされる運賃額・TAX額の算出をシステムが自動で行う機能です。
Automated Refundsを利用することでRefund処理を行う前に運賃ルールより払い戻しのルール確認をせずに、払い戻し額やキャンセルペナルティ額を自動取得することが可能です。


2. Automated Refundsの機能が利用できないケース
Automated Refunds機能対象外のプレート航空会社で発券した航空券
交換発行新券
NET精算で発券した航空券
マニュアルで作成した運賃ファイルを利用して発券した航空券(PQのSYS TAGがMANUALのもの)

未使用の航空券のRefundについては以下を参照してください。

Ⅰ. 操作
1. INFINI Refund Master(以下Refund Master)を起動します。

2. Refund Masterの「Partial/Manual」タブをクリックして、対象キャリアを確認します。
対象キャリアボタンをクリックすることでAutomated Refunds機能が利用できるプレート航空会社の確認ができます。


3. Refundを行う航空券番を検索して、自動取得した各種データを確認します

航空券番13桁を入力して検索を行います。  
「Partial/Manual」タブでは入力された航空券番号の先頭3桁を読み込み、Automated Refundsの対象航空会社である場合に、自動で「Automated Refundsデータ取得」欄にチェックが入ります。
「Automated Refundsデータ取得」にチェックが入った状態で航空券番検索を行うと、CAT33の運賃ルールを基に払い戻しされる運賃額とTAX額、およびキャンセルペナルティ額を取得します。
※ Automated Refundsデータの取得が不要な場合は、チェックを外してからデータ検索を行ってください。


取得した各データはGROSS FARE USED、GROSS FARE REFUND、TAX REFUND、CANCELLATION PENALTYに反映されます。



4. 「TAX詳細画面」を確認します。
TAX REFUND欄の「詳細」ボタンをクリックします。


CAT33の運賃ルールを基に払い戻し可能なTAXを自動で取得します。
搭乗済み区間や運賃ルールにより払い戻しができないTAXはインフォメーションとして赤字で表示されます。

5. 「BALANCE PAYABLE」欄より最終的な払い戻し金額を確認します。

6. 「REFUND」ボタンをクリックします。Refundを実施します。

7. 確認画面が出力しますので内容を確認します。

確認した内容でRefundを実施する場合は、画面右下の をクリックしてRefundを実施します。


確認画面で NOTICE/REA の同時印刷を「する」で選択した場合、REFUND 完了後、印刷プレビュー画面を表示します。
画面の ボタン押下で印刷、ボタン押下により、結果画面(次ページ)を表示します。


Ⅱ. 参考

1. Notice/REA画面について
Automated RefundsでRefund処理を行った航空券は、Notice/REA画面のステータス欄に「C」インディケータで表示されます。
※「C」インディケータのRefundデータに対して航空会社からADMが送付された場合、FARE GUARANTEE(ADM補填制度)の対象となります。
ADM補填には諸条件がございますので、詳細はQ:FARE GUARANTEE制度(ADM補填制度)とは?をご確認ください。



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